昨日は、朝からハローワークに手続きに行かなければなりませんでした。とてつもなく寒い一日で、朝は寒さのあまり失神しそうでした。
ハローワークでの手続きも終わったものの、まだ10時過ぎ。折角、早く起きたのにこのまま帰るのはもったいないということで、そのまま先週行ったザ・モールに。もう一本みたい映画があったんです。「博士の愛した数式」(→リンク)。最近は、こういう記憶喪失系の話が多いですね。「私の頭の中の消しゴム」(→リンク)は、だんだん記憶が無くなっていく若年性アルツハイマーの話だったよね。そろそろ公開になる「明日の記憶」(→リンク)っていうのも同じく、若年性アルツハイマー。「博士の~」は、記憶時間が80分という病気です。記憶できないってことかな。
全体的に静かなピアノ曲が流れ、「解夏」のような雰囲気を醸し出しています。決して、それを悲しいことなんだって...それだけを表現するのではなく、前向きな形で表現しているところが好感を持てました。当事者の視点ではなく、お手伝いにきた家政婦さんの視点で描いてあったからかなぁ。
以前、テレビで見たことがあるんだけれど、実際にこういう病気で苦しんでいる人、いるんだよね。オレが見たのは、仙台の人でした。買い物に出ても、なにしに来たのか忘れてしまうとか...不自由なことが多いそうです。ちなみに、すべて忘れてしまうというわけではなく、唯一、感情的な記憶というのは残っているのだそうです。怒ったとか、うれしかったとか...そういう出来事は覚えている。にしても、記憶ができないとか、記憶を失っていくというのは、相当つらいですよね。
さて、映画は静かに静かに進んでいくのですが、なぜか昨日のオレの腹は...グーグーと大変うるさかったです。隣りにいたおばさん、ごめんなさいね。「グゥ~~」と鳴るのは、なぜか音がないシーンで、映画館が静まりかえってみなさん固唾をのんでスクリーンを見入っているときが多かったです。シアターに鳴り響く
「グゥ~~」。
超恥ずかしくて、静かなシーンのときには腹が鳴らないように力を入れてました。一瞬収まったけれど...その後、ひときわ大きな
「グゥ~~!」
が。正直、逃げ出したかったです。
映画を見に行く前には、なにか食べてたほうがいいっすね。
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