収集癖
オレは、収集癖というものがありませんでした。ものを収集するというのは、あまり好きではなかったのです。なぜならば、ものを集めるのは...冬眠前のリスが、森の中からどんぐりを集めてきては木の下に隠すという、あの習性を思い出してしまうからです。
オレは、リスじゃねーんだよ!
最近、めっきりリスのようになってきまして。ここんとこ集めているのは、サントリー伊右衛門の「風鈴6種類セット」です。風鈴を6つも集めてどうするのか。ただうるさいだけじゃないのか。夏が終わった後の風鈴の音色は、ただただわびしいだけではないのか。いろいろ思いましたが...なんとなく、集めることに意義があると思いはじめていて、そんな自分に気がついて愕然としている今日この頃です。
あのぉ~。6種類と言いながら、風鈴そのものは1種類しかないと思われます。下に付いている短冊みたいなヤツが、「金魚」だったり、「花火」だったり、「ホタル」だったりする...その違いらしいです。どうせするなら、6種類とも音色が違えばいいのにな...と、景品にケチつけちゃいけないですか、やっぱり。
えー、ちょっと前は、サントリーウーロン茶のサルのストラップのようなものも集めました。あと、おーいお茶「お茶犬ミニミニボールペン」も集めております。っちゅーか、そんなにボールペンあってどうするんのよ?と、過去の自分に向かって問いかけております。集めることに意義がある、でも集めたものに意義はない。物を集めてしまう...というのは、本能とかそういうレベルのものなんじゃないっすかね。
なので、日々の生活の中でのささやかな幸せとして、こういうのもありなんじゃないかと...。風鈴は夏だからいいのだ!
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