爆睡A子を襲った魔力。
だ、だれか止めてやってけれぇ~。
もう見るに耐えない。
あまりにも気の毒すぎる。
今日、彼女を襲った睡魔は、大変強力な魔力だった。昼休み明けの1時20分、彼女は止まらぬ睡魔との戦いを強いられることに...。
カックン...(眠りに落ちるのね)
パッ...(目が一瞬覚めるのね)
クリック...(マウスをね)
カックン
パッ...
クリック...
これをさっきから繰り返しています。カックンからクリックまでが、約10秒~20秒程度。それをずっと繰り返してる...気の毒すぎる。まるで自動車工場のロボットのごとく、定期的かつ機械的なその動き。
誰か助けてやってくれよ!
すでに事態は、笑いたいとかそういう次元から離脱し、正真正銘「気の毒」といえる状況...見ているこっちが、『事件は現場で起こってるんじゃない! 事務所で起こってるんだ!』って叫びだしたい! それに、
「もしもしそこのお嬢さん。私がキミにかかった魔法を解いてあげよう!」と颯爽と登場して、指パッチンで助け出してあげたい。
あ、やべっ。また妄想やっちゃってるよ。
彼女、どうにも耐えられなくなったようで...トイレに逃げ込みました。そうそうそれが肝要だよ。で、顔を洗ってくればきっと大丈夫だよ。
お、帰ってきた帰ってきた。今度は大丈夫だろう...5分後...キャー!!!
前の席から、健闘を祈るオレ。
ただいま、17時。もう彼女、午後は○○おもいっきり、睡魔と闘う"ゲド戦記"ですよ、睡魔に立ち向かう"ブレーブストーリー" ですよ。
今日は残業せずに帰ったほうがいいよ、A子よ。
と、ただいま、19時。日中爆睡していたせいか、おめめぱっちりちゃんで残業をしている爆睡A子。うーん、これどうなんでしょ? なんちゅーか、もう...
ちょっと・・・ちょっとちょっと! って感じなんですが...。
早く帰って早く寝て、ぐっすり眠って明日頑張ったほうが効率いいと思うぞ...。
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