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2007年7月18日 (水)

音声ガイド。

 先日、仙台市博物館に行きました。仙台駅から2キロほど離れてて、歩いて行くのは面倒だからと、地下鉄に乗って2つ先の勾当台公園駅まで行き、そこから歩きました...が、後から気がついたんだけど、さらに遠くに行ってたみたい。200円も払ったのに。

 ま、市内の写真を撮りながらいったのでよしとしますか。猫の写真も撮れたし。

 仙台市博物館には、興味のある特別展があるときに行きます。常設展はほとんど興味がありません。なぜならば、仙台市の歴史は、古墳時代に古墳が作られてから、伊達政宗登場までの間、なーーーんにもないからです。
 多賀城や塩釜、平泉といった場所が、その間の歴史を埋めているんですね。

 今回の特別展は「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」(→リンク)。全国を巡って、やっと仙台まで来てくれました。

 内容としては、吉村作治という人、早大の発掘という部分が3分の1くらいありましたね。伝記を読んで影響を受けて、夢を叶えていくって...そういうところで、すでに感動してしまった...。感動することはあっても、すぐにその感動を忘れる。自分がいかに凡人かと思い知っちゃいましたね。

 出土品もすばらしいものが並んでましたよ。エジプト関連の展示会は、去年も国立科学博物館で行きましたが...感じる歴史の重みが違うというかなんというか。彫られているヒエログリフ、描かれている絵。キリスト誕生の向こう側、今から3,800年前のエジプト人が描いたものでね、それを今自分が見ていると思うと、気が遠くなってくるんだよね。
 あと、出土品の多くが「誰のなにか」ということが分かるというのが、またすごいじゃないですか。ツタンカーメンの指輪とか、アンケセナーメンの指輪とか...エジプト文明のすごさを改めて実感しました。日本とは比較にならないもんね。

 努力を積み重ねて得られた成果を見せてもらって...満足でしたよ。

 ところで、こういう博物館の特別展では「音声ガイド 500円」というのを見かけるでしょ? ほら、ウォークマンみたいなやつでさ、展示物に書いてある番号をインプットするとその解説が流れるやつね。
 あれってやっぱり借りておいたほうがいいのかな? おじいちゃんおばあちゃんから、小さな子どもまで、よく見ると借りている人多いんだよね。展示物を見ても、軽い解説程度しか書いてないし。
 毎回、躊躇し、なぜか500円をケチってしまうんだけど...次回は借りようかなと。このエジプト展の場合には、吉村作治の解説だったようです。ちと後悔。

 次は、早稲田大学で7月末からやり(→リンク)、その後も全国巡るようです。

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