女子高生に...。
帰りの電車で、女子高生に話しかけられました。
びっくりしました。はい。ボーイッシュな感じの、なんていうかほら女子プロレスやってる女の子いるじゃん。ラッシャー板前じゃなくて、アニマル浜口だっけ? そうそうあの娘さんを高校生にしたような感じでした。
「どうぞ」
そんな優しい声をかけられて、はじめ、まさか自分が声をかけられているとは思わず...携帯をいじくっていたら、また、
「どうぞ」と。
えっ!? オレ? なに?
瞬間的にオレの脳内にはいろーーーんな妄想が掛け巡ります。まじかよ、最近の女子高生はこんなところで告白してくるのかよ! で、「どうぞ」だからなぁ、なにかくれんのか? チョコレートはまだ時期的に早いし、クリスマスか? いやいやまだだろう...etc
いや、男っちゅーのはそんなもんっすよ。オレだけかもしれないけど...。
想像だけが、真夏の入道雲のごとくもくもくと膨らみ...よくよく彼女の手を見ると...
空いた座席を指しておりました。
仲良しの女子高生3人組が立ってしゃべっている目の前の席が空いて、隣に立っていたオレに声をかけたんでしょうな。座りにくいだろうとの心遣いで。
ああ、神様。オレの妄想癖、どうにかならないですか?
しかし、目の前に3人の女の子が立っているところに、座れるだろうか...いや、恥ずかしくて座れまい。いい年して、なぜか自意識過剰になる。iPodで音楽を聴いていて(例の騒音を消すヘッドホンで)声が出せない状況だったこともあり「いいですいいです、お嬢さん、どうぞ座ってくださいよ」と、「でもそんなのかんけぇねー」的大げさなボディランゲージでお伝えしました。
もしかして、日本語を知らないアジア系の外国人だと思われたかもしれないな。あの大げさな動きは、笑えたかもな...などと、帰り道で後悔した次第です。
あれですねぇ〜、若いのに周囲に気を配ることができるとは...たいしたものですなぁ。おじさん、すっかり感心しちまいましたよ。
ちなみに言っておくと、自分が座っていた席を立ち、「おじいちゃん、どうぞ」と譲ってくれたわけではないですよ。断じて。いや、たぶん。
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