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2008年2月14日 (木)

白鳥を見て広がる妄想。

 鳥は、つがいで行動するのが普通で...渡り鳥を観察していると、かならず派手なオスと地味なメスが一緒になって餌をとったりしているよね。鳥のカップルは、仲がいいんだよなぁ~。「おしどり夫婦」だよ。

 毎朝の通勤電車で、小川を横切るのね。川幅は目黒川くらい。名古屋で言ったら、堀川ぐらいね。大阪で言ったら道頓堀...いや、そこまでは広くないか。
 ただ、水量は少なくて...水の流れは2メートル弱くらいの幅かな。狭いけれど、春になればタンポポが土手に咲き乱れて、夏草に覆われたかと思ったら、セイタカアワダチソウが出てきて...四季の風景がそのまま楽しめるような川です。
 先週あたりから、そこに一羽の白鳥が飛来してまして...。妙に寂しそうなんですよ。近くに白鳥が飛来する沼があって、たくさんの仲間がいるはずなのに、なぜかこの降りるのも大変であろう小さな川で佇んでるんですよ。

 センチメンタル...orz

 オレみてーだな。

 この前なんか、水量が少ないせいで..."浮かぶ" というより "立ってました"。翼と翼の間に、くちばしを挟んで、フラミンゴみたいに。
 渡ってくるときにはつがいだったのに、途中で怪我とか...打ち落とされるかして、一羽になってしまったのではないか。そして、今、悲しみにうちひしがれながら、必死にパートナーを探しているのではないか...もしかしてアヒルに育てられた白鳥の王子なのではないか...などと、大きく飛躍した想像の翼を羽ばたかせては、勝手に涙を浮かべております。

 朝っぱらから、著しく鬱...orz

 白鳥ってさ、怪我をして飛べなくなるとするじゃん。そうすると北帰行の直前まで、仲間が復帰を待つらしいんだよね。仲間思いというか友情というか、愛情というか...泣かせるよねぇ~。
 あ、あの ...皇居のお堀にいるのは違いますよ。年中あそこにいますからね。

 さて、本日。吹雪の中で白鳥はいませんでした。仲間と合流したのか。それとも、周囲が真っ白なせいで同化していたのか..分からないけれど、ちとホットしました。

 野犬に襲われた...なんてことはないよなぁ~。

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コメント

ゆきさん、いつもコメントありがとうございます。

えっ、おしどりは、シーズンごとにペアが変わるんですか!
知らなかった...びっくりです。

この一羽の白鳥ですが...
たたずんでいた場所のすぐ近くの土手で...工事が始まったようで、
たぶんうるさくて...どこかに行っちゃったんだと思います。
(年度末は、なにかと公共工事が多いですね)。

こんにちは(^^)

私も最近勉強したてなので詳しくはありませんが、鳥には生涯つがいを解消しない種類(白鳥など)と、シーズンごとにペアを変える種類(おしどりなどなど)があるんだそうです。
で、白鳥は仲間意識の高い鳥なので、かたわれが傷ついて飛べなくなると冬が過ぎてもつがいで日本に残ったり…となるそうです。

やはり犬猫に狙われるし、福島では夏に卵を産んだらしいのですが無精卵でかえらず(やはり環境のせいでしょうか?)、わたしもその記事を読んで泣きそうになりました(;_;)

がんばって家族のもとへ帰ってるといいですね!

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