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2008年6月24日 (火)

すてきな万年筆。

 最近、すっかり万年筆のとりこになってしまったオレですよ。

 きっかけは、分かりません。ただ、なんとなく2,900円のペリカン万年筆を購入したのがきっかけです。
 万年筆というのは不思議です。筆記用具としての2,900円というのは、相当値段が高いと思うんですよ。でもそれが万年筆と聞くと、安いなぁ〜と思っちゃうわけで...。

 万年筆というのは、本当に書きやすいですね。さらさらさらとノートの上をペン先が滑ると、吸い出されるようにインクがのって、文字が浮かび上がってくるんだよね。
 なんか、あれでしょ、毛細管現象とかいう自然現象を使った仕組みなんだよね、これ。

 昔は、筆圧が強くて万年筆で書くのはあまり好きではなかったけれど、指の筋肉にも衰えが出始めたのか、さらさらと書ける万年筆に魅了されてしましましたよ。

 鎌倉文学館あたりで、世の文豪直筆の原稿なり手帳なりを見ることができるんですがね、あれってなんであんなに味があるのかな、文豪だからかなって思ってたんですよ。ホント、味があるもんね。

 でさ、今回、自分のノート100パーセント万年筆筆記にしてみたんですがね...
 結構いいんですよ。後から読み返してみると、これ誰のノートですか? こんな味のある文字、もしかして芥川龍之介かしらと思えるほど、いい味でるんですよねぇ〜。

 実は、2,900円の後に20,000円のペリカン万年筆Boldを買って書いてたんですよ。それがいいのよ、ホント。ノートにガガガガと絵を描いて、数字書いたりすると、あれだよ、アインシュタインが書いたのかしら的大きな勘違い状態なんですよ。

 ということで、ただいま、万年筆がマイブームとなっております。
 字が少々下手でもうまくごまかせる、文字の濃淡がはっきりと出るBoldの万年筆。しばらくの間、必需品になりそうです。

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