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2010年12月26日 (日)

帰り。

一昨日、忘年会があって東京に行き、
昨日は鎌倉をぶらついてきました。

サーファーが踊るように波乗りを
楽しんでいたけれど…
東京だったら暖かいだろうと軽装で
行ったのが間違いでした。

ぴゅーぴゅーと唸る冷たい風

ラジオ電波の雑音のような荒れた海

あまりにも寒いので、
鎌倉を早々に後にし帰ることにしました。
どうやって帰ろうか、
時間はたっぷりある。

ということで、鈍行で帰ることにしました。
いつもは新幹線。
高速バスも使ったこともあるし、
常磐線経由で特急も使ったことがある。
でも、今回は鈍行で…。

上野から12:20。
宇都宮、黒磯、福島と乗り継ぎました。
乗ってくるおばちゃんや学生、
退屈そうなおじさんに雑誌を読むビジネスマン。
ターミナル駅で入れ替わる。

ビル街からマンション群、戸建てと
建物も変わり、田園に日が暮れるが車窓。
緩やかな起伏のある山々の間を走り、
そして雪深い景色。

新幹線だと映画のように
車窓の風景の移り変わりが速いけれど、
鈍行列車は朝の連続ドラマのように
ゆっくりと確実に変わっていきます。

ガッタンゴットン


あのリズムと
暖かな足下からの暖気に誘われて眠ってしまったりして
6時間30分後、無事、仙台に到着しました。
風景も、乗り降りする人も、
生活感があっておもしろかったです。

「自分がここに住んでみたら」を想像しながら乗るのも、
車窓の切り替わりには余裕があるので
十分に楽しめるんですね。

乗る前は、仙台到着したら相当ぐったりするだろうと
考えていたけれど、
意外にも乗る前より元気だったかもしれません。
たまに、いつもと違ったことするのっていいものです。

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