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タマ? シロ?


シロだったか、タマだったか。
お寺参道にあるガイドさんの詰め所に
居候中のタマ?
いや、シロだったか。

今日も、たくさんの観光客を尻目に、
入り口に作ってもらった自分の居場所で、
まったりと過ごしています。

Img_0119

津波の翌日にこのあたりを歩く機会があり、
立ち寄ってみました。

人はほとんどいませんでした。
お寺の前のお店は、
シャッターが壊れ、中まで泥水が入り混み、
お土産物が道路に散乱して、
泥にはまっていました。
まだなにがなんだかよく分からず、
さてどうしようか、
みんなが途方に暮れていたんです。
なので、人がいませんでした。
その日に立ち寄ったら、
ちょうどこのタマがうずくまっていました。

Photo

いつも人いるはずなのに誰もいない。
いつもの自分の場所は、
津波が持って行ってしまった。
その場所まで泥がまだ残っていて、
行くこともできない。
うずくまっていたこの場所が、
ちょうど境目。
ここから先には、
水を大量に含んだ泥があって行くことができない。
行けたとしても、いつもの自分の場所はそこにない。
まだ雪の降る寒い時期で、
濡れることは猫にとっては御法度。
彼はここで誰かが来るのを、
ずっと待っていました。

食べ物をなにも持っていなかったので、

後ろ髪を引かれる思いでその場を後にしましたが、
彼がどうなったのかずっと気になっていました。

今日も、元気です。

→ 瑞巌寺 シロ(google)

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