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恥ずかしげに、睡蓮が咲いていました。
多聞天を奉る神社の裏手のここは、箱庭のような島の並びを眺められる松島の景勝地「多聞山」です。前方の灯台があるのは地蔵島。塩釜港に入る船がひっきりなしに白線を描きます。タンカー、観光船、漁船、ブレジャーボート。堤防には釣り人。
蝉時雨に真夏の太陽、時々心地好い潮風が抜けていっていつまでも海を眺めていられます。
サラサラと流れる広瀬川。釣り人が、ぽつんと川の右側のほうに。想像以上に浅いようです。向こう岸の鬱蒼とした濃い緑は、経ヶ峰。政宗公の墓所があります。天龍閣は老舗旅館。コロナに負けて廃業しましたが、以前と変わらぬ看板と建物が残っています。変わらぬ風景の中を、広瀬川は堂々と横切っていきます。
仙台七夕が、3年ぶりにフルで開催されました。去年もそれなりに賑わっていた記憶がありますが、今年はそれにも増して賑わっています。すっかり「混雑」とか「人混み」というのから遠ざかっていたので、密集した状況を見ると、ちょっと気が引き締まります。一方で忘れていた「高揚感」が蘇ってきて、七夕飾りがより一層鮮やかに見えました。
仙台の街中にある大日如来。ベンチがたくさん置いてあって、憩いの場所になっています。賽銭箱があり、その上には鈴があります。狛犬の代わりのように、サルとヒツジが座っています。入口の門も、見ようによっては鳥居に見えます。そのためか、二礼二拍手一礼でのお参りをよく見かけるんですが...お寺なんですよね。赤提灯が狭い境内を取り囲んでちょっと護られているような気持ちになるような、飲みに行きたくなるような場なのでした。
仙台で、ポンペイ展をやっていたので、ちょっと見に行ってきました。当時の生活などがよく見えます。こちらは「猛犬注意」のモザイク画です。玄関の床に描いて、泥棒避けにもなっていたとか。当時の日本と比較しても、文化的な生活をしていた様子です。この展示会、特徴的だったのは、このように展示物をガラス越しではなく直に見られて写真を撮ることができたこと。いつもだと、博物館や美術館の外に出た途端に、どんな展示だったかすら忘れていたけれど、スマホに写真を残せると、後から記憶や、会場の雰囲気を思い出せます。撮っていいのかなぁ〜と半信半疑だったけれど、みんなが写真を撮ってる様子は、不思議な感覚でした。
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