カテゴリー「書籍・雑誌」の5件の記事

2010年2月18日 (木)

大人と子供。

本屋でもう一冊気になった本があって、
それが、「大人の写真。子供の写真。Ⅱ」。
「Ⅱ」なんですが、「Ⅰ」の存在は知りませんでした。

写真集です。
同じ被写体を大人の視点と子供の視点で写真を撮ったら...
確かに、「固定の概念がない」子供の視点というのは、
自分が経験してきているけれどもう分からないわけで...

なんていうか、これはうまいなぁ~と思いました。
子供の撮る写真が、なるほどとうなずかせてくれるものがあったり、
微笑ましかったりして自分が子供だった頃のことを
思い出させてくれる。
写真を引き立てる、ちょっとした文章や言葉もうまくて...

まぁ、そんな感じで楽しく見させてもらいましたよ。
カメラを持って、うまく撮ろう、綺麗に撮ろうと
かっこつけるのではなく、素直な目で見て撮る写真。
ストレートに伝わってきます。
ちょっとほのぼのしてて面白い写真集でした。

出版社のサイトが見つからなかったので、
産経msnのサイトの記事(⇒リンク

2010年2月17日 (水)

日本の生きもの。

1週間ぶりくらいに本屋に行きましたよ。
いいっすよねぇ~。本屋。アマゾンで買うのもいいけど、欲しいものが決まっていないってとき、なんとくなく自分のインスピレーションに響いてくるような本を探すとき。
本のタイトルで刺激を受けたり、感心したり。そういったことが出来るのが、本屋歩きの楽しみの一つかも。

昨日買ったのは、「学研もちあるき図鑑 まるごと日本の生きもの」(⇒リンク)という2,000円の本です。
学研らしい、「学習」「科学」を彷彿とさせるワクワクするような内容で...
まぁ、「まち」や「草原」、「海辺」に分け、そこで見られる動植物を種類ごとにイラストで紹介してます。
ちょっとした説明文が書いてあって、おもしろいんだね。

図鑑と言っても新書サイズで持ち運びできるので、あたたかくなったら手軽に持って遊びに行けそうですよ。
イラスト充実のコラムもあって、「雪の上の動物の足跡の種類」とか「落ち葉の種類」とか、あちこち観察しながら歩くのが楽しくなりそうです。

ちなみに、日本で最もおなじみの動物は、掲載されていませんでしたねぇ~。
「犬」「猫」。まぁ、野生じゃないから当然といえば当然かぁ~。

「こどもの本」にカテゴライズされていたけれど、大人が読んでも面白いですよ。

2007年7月24日 (火)

番長!

この時期になると、なぜか本が読みたくなってくる。
去年も確か...この夏に入ったこの時期に、
気が狂ったように文庫本を買いあさったっけな。

しかも、そのマイブーム、冬が来る頃には
すっかり過ぎ去って...
残骸のように未だに読んでいない本が多数、
部屋に散乱しておりますです。

ブレーブストーリー」を気合いを入れて読んだけれど、
あまりのテンポの悪さに何度もくじけそうになった。
夏の庭」を読み、電車の中で涙がちょちょ切れた。

いま、「くちぶえ番長」というのを読んでます。
これは小学4年生の話でね、ほろ苦いのよ。
こういう話は、
昔の自分と重なってしまって
ついでに、あんなことやこんなことも芋づる式に
出てくる出てくる...忘れていたことがさ。
味は、ほろ苦。

遠い昔に思いをはせつつ、
いろんな顔をしながら揺れる電車で読んでいます。

あまりにも読みやすいのでなんでだろうと思ったら、
この話、「小学四年生」(小学館か?)に
連載されてたものらしいですよ。
どうりで...ひらがなが多いわけだ。
大人が読んでも、十分楽しめました。
まだ「児童」と呼ばれていた頃の、
ほろ苦思い出を味わいたい方はぜひどうぞ。

2006年6月26日 (月)

書くことがないときはどうするか...

 やべーなー。書くことが無くなってきたよ。ホラ、ここんとこずっと "写真" に頼ってきたじゃん。写真ってさぁ、それを載っけるだけでいろいろと説明する手間が省けるし、なにより説得力があるから使うようにしていたのね。ところが、そんな状況を続けていくと今度は、写真がないとブログが書けないという本末転倒的な状況になっちゃうみたいで、オレの場合は...。またネタ切れの恐怖に追い詰められる毎日になってきちった。

 あ、そういえば、「ブレイブ・ストーリー」の話。やっと中巻まで行ったよ! 先週、東京に行ったときに移動の電車の中で読もうと思ったのね。ところが、あと10ページという中途半端なページ数が残ったまま移動当日になっちゃってさ。その10ページを新幹線で読んだら、すぐに終ってしまって...後は荷物になっちまうからイヤだし...かといって、10ページをすっ飛ばして中巻をスタートというのは、重要な部分をすっ飛ばしてそうでイヤだし...。ってことで、「夏休み」っていう短編小説集を買って読んでました。これまた行き帰りの新幹線で中途半端に読み進めて...中途半端な状況のまま放置されております。

 ブレイブ・ストーリーは、上中下巻をすべて購入して自分にプレッシャーを掛けていると書きましたが、実はその後読まなければならない本も何冊かあって...イヤ、だってさぁ、本屋行って目に止まるとどうしても読みたくなっちゃうんだもん、しょうがないじゃん。たかだか数百円で、そんな高い買い物でもないし。ま、いっかとついつい買っちゃうんだよね~。

 みなさんなにか最近オススメの本って、なにかないっすか? やっぱ「ダ・ヴィンチ・コード」かなぁ~? とりあえずあれか、買っちゃったやつ読まんとあかんね...。

2006年6月15日 (木)

ここんとこ読んでいる「ブレイブ・・・」

 ここんとこ夢中になって読んでいる本があります。朝夕の通勤電車、昼休み...寝る前。ずーっと読んでます。

 「ブレイブ・ストーリー」(宮部みゆき)

 最近、文庫になったんですよね。7月にはアニメ映画になるんだよね。映画館で見る前に、ぜひ読んでおきたいと思ったのです。角川文庫で、上中下巻の3冊になっています。結構読んでいる人多いみたいで、本屋でも「上巻」が他の巻に比べてかなり少なくなっていました。
 ちなみに、角川スニーカー文庫版も出てて、こちらは1~4巻の4冊。ふりがなが多いらしいですよ。あと薄いから、持ちやすそうです。

 かれこれ1週間以上読んでいるはずだけど、やっと今、上巻の半分を読ん終えました。本を読むスピードが、とりわけ遅いのかなぁ。いやそれもあるけれど、描写が結構細かいよね...宮部みゆきって。初めて読んだんだけどさ、彼女の本。情景が手に取るように分かるくらい丁寧に書いてある分、ストーリーが展開されるのに時間がかかるね。こちらも丁寧に読まないと。

 今日、やっとやっと...新たな場面展開がありましたよ。長かった...。

 正直、この前、もう読むの止めよう。オレには向いてないわ、この話っと投げ出しそうになったのね。でもね、電車の中で隣りに座ったおばさんが、ブレイブストーリーを読んでてさ、しかも中巻だったんだよね。まさか、中巻から読み始める人はいないだろうから...おばさんは上巻を読み終えているわけで...。でまたじっくりと言葉を噛みしめながら読んでいるんですよ。そんな様子を見てたら、負けられないっていうかね...オレも読んでやるぜって新たな決心をしたのでありました。

 おかげさまで、ずいぶんおもしろくなってきました!

 あ、ちなみに中下巻をすでに買っちゃったので、投げ出すことできないっつーのもあるんだけどね。7月の映画公開までに読み終えることができるかなぁ~。